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 員である義父の地盤固めのため、羽立グループの次男、佳月と政略結婚することになった末娘のあなた。
 佳月は一人、人里離れた別宅に閉じこもりビスクドールを作り続けている変わり者で、一族からも
疎んじられており、あなたは厄介者を押し付けられた形だ。
 立場上、あなたに断る権利などなく、あっという間に事は進んでしまう。
 だがあなたは元々佳月の作る人形のファンだったことや、見合いの席で会った本人が穏やかで
優しそうだったことからこの結婚はそう悪いものではないと思っていた。
 しかし結婚後、初めて二人きりになると、彼はとんでもないことを口にする。
「いつか僕の元に戻ってきてくれるって信じてた。ありがとう」
佳月はあなたのことを『昔失くした人形』だと主張し、偏愛していく……。

 全編ダミーヘッドマイクを使用。

 立家の次男で、ビスクドールの人形師。
 高校の時から本格的に人形制作を始め、今では『羽月』(うづき)という名前で
個展開催やドール写真集を出版するほどの人気作家になっている。
 ただ、妾の息子という噂もあり、そのため羽立家からは疎まれる存在のようだ。
 ふわりと柔らかい表情をしているが、どこか得体のしれない空気をまとっている。

■声優さんコメント


価格:2,700円(税抜)
特典付:3,000円(税抜)
発売日:2022年7月29日
ブランド: スノゥドロップス
ジャンル: シチュエーションcd
メディア: 音楽cd

シナリオ:ひよ
イラスト:不破希海
キャスト:彩和矢






©2022 snowdrops
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〜 収録後インタビュー 〜  
羽立佳月役:彩和矢

 1.収録を終えてのご感想をお願いします。
  また、印象に残ったセリフはありましたか?


羽立佳月くんは見た目の柔らかさの中に、どこか人と違うオーラを持った人だなと思っていました。そのどこか人と違う彼の気持ちを大切にしつつ、寄り添えたらいいなと思いながら演じさせていただきました。
「好きっていう気持ちはとても苦しくて哀しいものだろう?」というセリフはとても彼を表しているセリフだなと。そんな彼の振り幅を大切にしたいなと思っていたので、そちらにも注目して聞いていただけると嬉しいです。




2.雨の日の過ごし方を教えて下さい。

お仕事がない日は外に出ない一択ですね。湿度とか濡れるのがめっちゃ嫌いで……。
家の中で雨の音を聞きながら作業したり本を読んだりして過ごしてます。
家にいるときの雨は風情があってとても好きですが、外出するときの雨は敵ですね!
昔、土砂降りの中、空に向かって「雨やめ!」って叫んだことすらあります。
むしろ皆さんに何か良い過ごし方を教えてもらいたいです。




3.これだけは絶対に手放せないと思っているものやことがありましたら教えて下さい。

お酒!依存とかそういうのではなくて、あの楽しいお酒の時間は僕の人生に必要ですね。

まあ冗談はさておき……真面目な話をするとお芝居はやはり手放せないです。生活の一部に組み込まれていますし!収録が終わって家で一息ついたときにとても幸せを感じるので、お芝居はずっと続けていきたいと思っています。




4.最後に、リスナーの皆様にメッセージをお願いします。

改めまして、羽立佳月役を演じさせていただきました、彩和矢と申します。
どこか不思議で、また危うさのある彼の雰囲気を表現できるように演じさせていただきました。皆様にも彼の表情や気持ちなどを少しでも感じていただけると嬉しく思っています。
「雨」という日常の中から彼を探してみてください。たくさん聴いていただいて、皆様の中での彼の魅力を見つけ出していただけると幸いです。