時代は昭和中期。児童養護施設で育ち、奨学金をもらいながら大学に通うあなた。 バイト先の本屋で買った本を休日に喫茶店で読むのが唯一の趣味という、つつまし やかな生活を送っている。 そんなあなたはある嵐の日、見知らぬ屋敷の一室で目が覚める。目の前には本屋の 常連客である男性の姿が。 伊勢貴成(いせ たかなり)と名乗るその男性は、にっこりと綺麗に微笑む。 「やっと一緒に暮らせるね、僕のお嫁さん」 そして、監禁の日々が始まる――。 全編ダミーヘッドマイクを使用。 |
謎の屋敷で目覚めたあなたの前にいた、自称 『あなたの夫』。どうやら屋敷の主人らしい。 顔立ちは整っているものの、青白く生気のない 表情をしている。 あなたのバイト先の本屋の常連客で、一度だけ 言葉を交わしたことがある。 |